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仏壇を処分する4つの方法|処分する流れと確認するポイント

仏壇を処分する4つの方法|処分する流れと確認するポイント
  • 2023年02月13日

日頃から、菩提寺や仏具店とお付き合いが無い方が、お引越しや買い替えで、現在使用しているお仏壇の処分について悩んでしまいます。
大切な方をお祀りしているからこそ、粗末に扱いたくないものです。
こちらでは、一般的な処分方法についてご紹介します。

記事の監修

終活ガイドという資格を通じて終活の専門家を育成すると同時に終活ガイドの皆さんが活動する基盤づくりを全国展開中。

仏壇の処分方法とは?

お仏壇を処分する方法として、大きく分けて4つの方法があります。
それぞれ、メリット・デメリットがあります。また、自治体や業者により、
詳細が異なりますので、処分する前に、必ず確認をしておきましょう。

  • 菩提寺にお願いする方法
  • 仏具店にお願いする方法
  • 自治体の粗大ゴミにお願いする方法
  • 専門業者にお願いする方法

菩提寺にお願いする方法

菩提寺がある場合は、最適な方法のうちの一つです。

メリット

・開眼供養から閉眼供養まで、全てを執り行ってもらうことができます

・お仏壇の処分だけでなく、購入に関しても相談にのってもらうことができます

デメリット

・菩提寺に対しての毎月のお勤めがあるので、面倒と思うことがあります

仏具店にお願いする方法

仏具店にお願いすることで、間違いがなく安心です。

メリット

・お仏壇の購入・処分の日程調整がし易いです

・処分をする際の手続きがとてもスムーズです

・新しく購入するお仏壇の金額が割り引かれる可能性があります

デメリット

・お仏壇を購入しない場合、お願いしにくい場合があります

自治体に粗大ゴミとして出す方法

粗大ゴミとして、自宅近くの指定場所に捨てることになります。
お仏壇の形をした箱をごみ収集場に捨てることに抵抗が無い方は、
処分方法の一つとして候補にあげると良いでしょう。

メリット

・費用が安くてすみます
金額は自治体により異なりますので、事前に確認しましょう

・自分で処分するため、面倒な手続きが少なくてすみます
自治体への申し込みは必要ですが、書類作成等が少なくてすみます

デメリット

・自治体によっては、お仏壇を引き受けてくれないところがあります

・ごみ収集所にお仏壇を捨てることによる人の目が気になる

・ゴミ回収者によっては、宗教上の理由から不快な思いをさせてしまうことがある

専門業者に処分を依頼する方法

業者に処分を依頼する場合、魂抜き、お性根抜きから全てお願いする場合と
処分のみをお願いする場合があります。また、お願いする業者も、仏具専門店など、
仏具を取り扱っている会社にお願いする場合と処分専門の業者にお願いする場合があります。

メリット

・魂抜きから全てをお任せすることができます

・粗大ゴミとして処分しないため、人の目が気になりません

・自身で自宅からお仏壇を移動させる手間がありません

・指定した日に処分することができます

デメリット

・粗大ゴミに出す場合と比較して、費用がかかります

費用もお仏壇のサイズや魂抜きなどを行うか否かで変わってきます

・業者を探す手間が発生します

仏壇処分の流れ

こちらでは、一般的なお仏壇処分の流れについてご紹介します。
お仏壇の処分を検討される場合に必要な手続きもありますので、
時間に余裕を持って検討していきましょう。

1.開眼供養(かいがんくよう)が行われたか確認します

魂をお仏壇に入れることを「開眼供養」と言います。   
開眼供養を行っていた場合、流れの2番、3番が必要になります 。

2.菩提寺に連絡をします

開眼供養を施していた場合に閉眼供養を施して頂く必要があります。

3.閉眼供養を行います

古いお仏壇に開眼供養を施していた場合、魂を抜く儀式として必要となります。

4.古いお仏壇を運び出します

古いお仏壇を運び出します。

5.古いお仏壇を処分します

古いお仏壇を処分します。

お仏壇の開眼供養と閉眼供養

開眼供養とは、「魂入れ」、「お性根入れ」「入魂式(にゅうこんしき)」とも言われ、僧侶によって執り行われる、お仏壇に魂を入れる儀式となります。
ただし、浄土真宗では行いませんので、注意が必要です。

一方で、閉眼供養とは、お仏壇から魂を抜く儀式となります。
お仏壇を単なる箱にするために必要な儀式です。 仏壇の処分においては、この閉眼供養を行います。

閉眼方法を行わず、お仏壇を処分することは、故人の魂を捨ててしまうことになってしまうので、気をつけましょう。

お仏壇の専門業者によっては、閉眼供養から処分まで全てを一括して引き受けてくれるところがあります。

専門業者にお願いする場合、きちんと供養をしてくれるのか心配もあるかと思いますが、業者によっては、「供養証明書」を発行しているところもあります。
事前に確認することで、安心してお任せできます。

仏壇は買取できる?

お仏壇を買取してもらえるところとしては、以下のところがあります。

古美術商

代々伝わるお仏壇や仏画や仏像に美術的な価値がありそうな場合は、古美術商に相談してみましょう。

仏具店

古いお仏壇を引き取り、新しいお仏壇の購入金額を割り引いてくれることがあります。購入の時に相談してみましょう。

リサイクルショップ

リサイクルショップによっては、お仏壇を引き受けてくれるところがあります。
この場合、気をつけることとしては、移動手段です。お仏壇は繊細なものとなりますので、素人が動かしたことで壊れてしまうことがありますので、注意が必要です。

また、リサイクルショップの中には、特定の宗派向けのリサイクルショップがあります。
事前に、菩提寺に確認してみると良いでしょう。

ネットオークション

ネットオークションでの取引は少ないものではありますが、家具調のお仏壇やコンパクトなお仏壇で汚れや破損箇所がない綺麗なお仏壇の場合は、希望する方もいます。

出品に制限はありませんので、出してみるのも良いでしょう。
この場合の注意点として、移動には気をつけましょう。

仏壇の下取りは?

下取りについては、新しくお仏壇を購入するお店に相談してみましょう。
新しくお仏壇を購入する際に無料で下取りしてもらえることがあります。
移動に関しても、専門家なので、傷をつけず運ぶことができます。

仏壇を買い替えるのに気をつけなければならないポイント

新しいお仏壇の購入や、古いお仏壇の処分で慌てたり、後悔することがなくなりますので、ポイントを押さえておきましょう。

1.事前にお坊さまに相談

開眼供養や閉眼供養をについて、事前にお坊さまに相談をしましょう。
お日にちによっては、既に予定があり、希望の日にちに執り行って頂くことが難しい場合があります。

2.仏壇の購入時期を確認

希望のお仏壇が決まっている場合は、ご注文してそのお仏壇が届く時期を確認しておきましょう。お仏壇の種類によっては、 人気のあるお仏壇の場合、手元に届くまでに時間がかかる場合があります。

3.どの程度の金額がかかるか費用の確認

お仏壇の買い替えは、新しいお仏壇の購入金額だけでなく、古いお仏壇の処分、閉眼供養の金額や新しいお仏壇への開眼供養の金額がかかります。

買い替え直前に予算オーバーになり、慌てることがないように、事前にどの程度の金額がかかるか調べておくことをお勧めします。

4.仏壇の設置場所の確認

新しいお仏壇を設置する場所を変えたい場合、事前に設置する場所を決めておきましょう。宗派によっては、方角決まっていますので、注意が必要です。

5.開眼供養、閉眼供養の相場の確認

開眼供養、閉眼供養の相場を事前に調べておくことをお勧めします。
法要の時にお坊さまにお渡しするお布施は、地域や菩提寺によって異なります。

一般的に、1万円〜5万円が相場とされていますので、相場とされている金額で良いか、事前にお坊さんや親戚の方に確認しておいても良いでしょう。

監修者のコメント

仏壇をしまう方法については大きく4つに分かれますが、どの方法を選ばれても先祖供養の気持ちを損なうことはありませんので、お住まいになっている環境や地域、状況にあわせてお選びいただければ良いと思います。

まとめ

お仏壇の処分方法や移動方法について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。 初めてお仏壇を処分するとき、少なからず後ろめたい気持ちになってしまうことがあるかと思います。

しかし、きちんと閉眼供養を執り行った上での処分であれば、何も問題ありませんので、安心して処分することができます。

また、移動する時の法要や移動手段についても、気をつけるポイントをあげました。新しいお仏壇で気持ちよく過ごして頂くためにも、処分するときにも最後まで、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

仏壇の処分に関するよくある質問

開眼供養とは何ですか?
魂をお仏壇に入れることを「開眼供養」と言います。
閉眼供養とは何ですか?
古いお仏壇に開眼供養を施していた場合、魂を抜く儀式として必要となります。
粗大ゴミとして処分することは可能ですか?
粗大ゴミとして、自宅近くの指定場所に捨てるが可能です。
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