3.お盆のお供えと必要なもの - お盆の知識

お盆のお供えと必要なもの

お盆には盆棚(精霊棚)を飾ってお供えをします。

「盆棚(ぼんだな)」は、お盆の間にご先祖様の霊をお迎えするために飾る棚のことで、真菰(まこも)を敷いて、

お仏壇から移した位牌と三具足を飾り、お供え物を置きます。

昨今の都市部では、仏壇の前に小さな机を置いて盆棚を兼ねる場合も多いようです。

  

初盆に飾る盆棚は「精霊棚(しょうりょうだな)」と呼びます。 盆棚やお供えに必要なものは、次の通りです。

▼お供え物を置く台

 

▼真菰筵(まこもむしろ):

白い布で代用することもできます。

 

▼麻幹(おがら)、箸木(はしぎ):

迎え火や送り火、キュウリの馬やナスの牛の足に使います。

 

▼精霊馬(しょうりょううま)、精霊牛(しょうりょううし):

盆棚にお供えします。キュウリを足の速い馬、ナスをゆっくり歩く牛に見立て、

ご先祖様を送り迎えする乗り物として飾ります。ご先祖様をお迎えする日は内側に向け、送る日は外側に向けます。

 

 

▼御霊具膳(おりょうぐぜん):

精進料理をお供えする器です。

 

▼盆提灯(ぼんちょうちん):

先祖や故人の霊が迷わず帰ってくる目印として、盆棚の左右に飾ります。住宅事情から1つで飾る場合もあります。

 

 

▼盆花(ぼんばな):

提灯に見立てたほおづきを入れるのが定番で、棘のある花や毒のある花は避けます。

 

▼お供え物:

故人の好きだったものや季節の野菜や果物を飾ります。地域によって、次のようなお供え物をする場合もあります。

 

▼蓮の葉:

水の子や閼伽水を乗せる器としても使われます。

 

▼水の子(みずのこ):

きゅうりと茄子を賽の目に切ったものです。上に洗米を振りかける地域もあります。

 

▼閼伽水(あかみず):

綺麗な水を入れた器にミソハギの花5、6本を束ねて置きます。

 

 

▼盆団子(ぼんだんご):

ご先祖様の食事として飾ります。送り団子、迎え団子とも言い、地域によって形状や飾り方は様々です。

 

▼素麺(そうめん):

七夕のお供えがお盆にも引き継がれたと言われています。

 

▼鬼灯(ほおずき):

鬼灯だけを皿に盛って飾る場合もあります。