8.位牌の購入手順 - 位牌の知識

「位牌」を実際に購入する際の手順についてお伝えしましょう。

1.好みの位牌を選ぶ

位牌を購入する際には、まず、どのような位牌にするのか? を選びます。位牌の選び方について記載したページでもお伝えした通り、基本的に位牌は宗派にかかわらず好きなものを選んでかまいません。位牌を安置する予定の仏壇に合ったサイズで故人らしいものを選ぶのがよいでしょう。

位牌はご先祖様のものより小さくすべきという話もありますが、これは仏教の決まりではなく、ご先祖様を敬う謙虚な気持ちを持つべきだという戒めです。こだわりすぎる必要はありません。

2.入れる文字や色を決める

位牌には通常戒名や法名を記載しますが、俗名を入れる場合もあります。宗派によっては、戒名の頭に「梵字」を入れる場合があります。梵字は、古代インドで発祥した文字が様々な変遷を経て日本に伝わったもので、1つの梵字で神仏を表します。梵字を入れることが多い天台宗では大日如来を表す「ア号」や、阿弥陀如来を表す「キリーク」を入れることが多く、真言宗では「ア号」を入れます。文字色は、表面が金か白、裏面は金・白・朱で入れるのが一般的です。

3.文字入れのレイアウトを決める

没年月日は表に入れる場合もあれば、裏に入れる場合もあります。1つの位牌に夫婦二人の名前を入れる「夫婦位牌」の場合は、2名分の戒名を入れられるようレイアウトします。

4.文字の入れ方を決める

文字は位牌の表面に書き付ける場合と彫り込む場合があり、好みで選ぶことができます。つややかな黒字地に金文字を入れる塗り位牌では書き文字を選ぶ方が多く、木目や色の美しさを生かした唐木位牌では彫り込み文字を選ぶ方が多いようです。

5.納期に余裕をもって注文する

位牌の注文から納品までの時間は、戒名を手彫りするか機械彫りするかで変わってきます。手掘りの位牌を希望する場合は、機械彫りより時間がかかるので、四十九日に間に合うよう早めに注文しましょう。